第3回口腔リハビリテーション科主催講習会を終えて

 口腔リハビリテーション科主催の無料講習会が平成17年5月26日(木曜日)18時30分より昭和大学歯科病院第一臨床講堂で開催されました。今回の参加者は64名(言語聴覚士42名、歯科医師10名、看護師3名、作業療法士2名、歯科衛生士2名、介護職2名、機能訓練指導員2名)でした。

講習会の内容は、「嚥下器官運動検査と訓練過程の比較」で、昭和大学で考案した嚥下器官運動検査を紹介し、その後2名1組になっていただき実際の検査内容についてお互いに実習していただきました。最後に残った時間で、この検査法で評価した口腔腫瘍の患者さんの訓練経過の相違について概説いたしました。

【アンケート結果は、以下の通りです。】
1)講習会はためになったか。(61名)
 非常にためになった
20名
 ためになった
35名
 どちらともいえない
6名
 あまりためにならなかった
0名
 全くためにならなかった
0名
2) 講習会の時間 (61名)
 短い
1名
 やや短い
13名
 ちょうどよい
46名
 やや長い
1名
 長い
0名
3)開始時間の希望 (59名)
 18:00〜
2名
 18:30〜(現在の時間)
41名
 19:00〜
16名
 追加:土曜日の午後を希望されている方もいらっしゃいました。
4)今後希望されるテーマ (53名、うち2名以上の提案のもの)
 嚥下訓練の具体的内容(実技演習も含めて)
25名
 評価法(頸部聴診、VE・VF)
7名
 口腔ケア(認知症患者含む)
7名
 その他疾患の患者(中枢神経障害、認知症、失語症、呼吸器疾患など)に対する摂食嚥下機能の評価と訓練 
5名
 嚥下食について(食形態、食形態の移行期、食事介助など)
3名
5)その他のご意見
【嚥下器官運動検査法について】
簡便なスクリーニング検査としての有用性については、賛成というご意見を頂くことができました。今後は、1)指示に従えない患者さんへの対応、2)具体的な訓練内容についても講習会のテーマとして盛り込みたいと考えます。
【実習・講義に関して】
実習・講義については、多くの方からわかりやすかったというご意見をいただきました。今後も、実習やビデオ演習形式で行いたいと思います。
【その他】
VFが実施できない場合の検査法や、高齢者や認知症の患者さんに対する検査法につもっと話しが聞きたいというご意見。症例の経過についても詳細に聞きたいというご意見などがありました。今後の検討項目とさせていただきたいと思います。


口腔リハビリテーション科としては、摂食嚥下障害や言語障害の治療についても今後も講習会を継続的に開催する予定ですので、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。