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おくちでたべるドットコム

昭和大学歯科病院 口腔機能リハビリテーション科

local_library第10回 昭和大学附属烏山病院での取り組み

口腔リハビリテ-ション科は、平成16年より昭和大学烏山病院の病棟で摂食嚥下指導を行っています。
昭和大学烏山病院は、精神科の専門病院であり、統合失調症をはじめとする精神疾患全般・高齢者認知症性疾患・アルコール及びその関連疾患の治療やリハビリテーションを行っています。

精神障害者の摂食嚥下障害の特徴
詰込み食い
丸呑み
盗食
異食
注意散漫
錐体外路症状:パーキンソン病様症状
傾眠傾向
遅発性ジスキネジア
口腔乾燥
精神障害者の摂食嚥下障害の対処法
口腔ケア(食前・食後)
摂食姿勢の調節
食器・食具の選択
貯留物の排出法の指導
呼吸訓練
食事内容の選択

烏山病院では、歯科医師である口腔リハビリテーション科スタッフが摂食嚥下障害の診断と対処法の決定を行います。
患者様一人一人の状態を把握し、食前・食後の口腔清掃指導を行い、摂食嚥下訓練に加え、呼吸訓練を行っています。
また、摂食時の姿勢の調節、食器・食具の選択、食事形態の選択なども行っています。

以上の口腔リハビリテーション科の取り組みを中心に医師、歯科医師、看護師、栄養士、衛生士と連携してチーム医療を展開させています。
これらにより窒息事故や誤嚥性肺炎を回避し、患者様のQOLを向上させています。

宇山 理紗

昭和大学烏山病院スタッフによる勉強会を2日間開催しました。

昭和大学烏山病院スタッフによる勉強会

【平成19年6月8日】
精神疾患患者の誤嚥、窒息事故を防ぐために

【平成19年6月15日】
精神疾患患者の誤嚥性肺炎、窒息事故を防ぐために